元自動車プランナーの《ちょっと辛口？》な自動車ブログ

トヨタの運営する巨大ショールーム「ＭＥＧＡ ＷＥＢ」に行ってきました。ここは、トヨタ、ダイハツの乗用車ほぼすべてが展示してあるのと、試乗、アトラクションなどがある巨大施設です。さすが世界のトヨタ。こういった施設、いまだに維持できるのはさすがです。

殆ど中古車ばかり乗り継いでいるので、ディーラーに行く事も滅多になく、久しぶりに最新のクルマ達に触れる事ができました。やはり圧巻はレクサスＬＳでした。もー、なんというか、細かい部分の作りこみ、ボディーのチリ、塗装のキレイさなどなど、すごいな～と思いました。

自分のセブンも革シートとなりましたが、次元が違いますね～。ヤフオクで買った１０年位前のシートとは（笑）買うか買わないかは別として、もうちょっと仕事頑張って、早くこいつらを射程圏内に納めようと思います。（いつの日か？？）

さて、新車試乗やアトラクションは待ってまで体験したいとは思わなかったんですが、唯一惹かれたものに乗ってきました。写真のクルマです。これは２人乗りの電気自動車で、建物内外に張り巡らされたコースを一周約７分で走ります。

しかも、「自動運転」です。

遊園地とかにあるチャチなゴーカートとは違い、コースに埋設してある磁極をセンシングし、ハンドルを自動で操舵します。前方の車両が止まると、自動的に止まるなどアクセル、ブレーキも自動。自分はただ、乗っているだけです。

このシステムは以前、第二東名の草案にもあったと思いますが、設備が整えば、実際に高速や街中でも実用化できるくらいに技術開発が進んでいます。ただ、高速走行中に車軸が折れたり、陸橋から人が降ってきたりした場合、クルマである以上、物理的に回避できないので、実用化されるのはかなり難しいんですが。

それはさておき、自動運転車の試乗です。

ま、確かにクルマなんですが、さすがにもう「別物」です。感覚としてはエレベーターに乗ってるようなもんです。移動する事に対して、意思は全く関係ありません。乗る人の唯一の意思と言えば、「目的地を選択する」だけです。後は眠っていれば目的地に到着します。

最近、オートマ・オートエアコン・ナビの付いたミニバンがあるのに、セカンドカーとして、オンボロで非実用的な７を買った自分ですが（笑）、一方で、日本の最新のテクノロジーの進化が好きでたまりません。かなりの自己矛盾を起こしていますが、自分的に究極の２台を所有するとしたら、もうすぐ出るプリウスと、スーパー７かもしれません。

カタッポで最先端を堪能し、もうカタッポで原始を堪能する。最高の贅沢かもしれません。もっと稼ぎが増えたら、ちょうど１ｔになると言う次期フェラーリかもしれませんが（笑）なんか、仕事を頑張ろうという気にさせてくれたドライブでした。仕事サボッておいて言うのも、なんなんですが（笑）

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